SHOTA YAMAGUCHI

チーム一丸となって問題解決。一緒に成長できることが喜びです

山口 翔太 総合ビジネス科卒 2009年入社 第一製造部

SHOTA YAMAGUCHI

what's your job?

コンパクトデジタルカメラの組立現場において、20~30人程度の作業チームのリーダーを担当。徹底した品質管理とコスト削減に力を注ぐ。

なぜキヤノンだったのですか?

2009年に長崎キヤノンの1期生で入社しました。当時はちょうど高校を卒業するタイミングで、世界に名をとどろかせるキヤノンが地元長崎にできると聞いて、大きな仕事に携われる絶好のチャンスだと思いました。商業高校出身なので簿記やビジネス系の勉強をしていましたが、もともとものづくりに興味はありました。大手なので親にも安心してもらえますし、福利厚生など働く環境もよかったので、長く働けると思いました。

仕事のどんなところがおもしろいですか?

問題解決するプロセスが一番やりがいを感じます。組立は多くの作業者や装置が関わっているので、トラブルが起こった時に自分の力だけで解決できません。不具合が起こった時に原因の追究をするのに、みんなとコミュニケーションをとりながら一丸となって解決するのが好きです。また、組立課の使命として時間内にいかに計画台数を達成するかが重要となります。課全体で協力し合ってパフォーマンスを向上させることに燃えますね。

キャリアアップについて

組立作業者はとくに資格をとっておくと役立ちます。私は入社して3年目に社内検定の光学機器製造技能士の検定試験を受けて2級を取得。カメラを作るにあたっての製品の知識やレンズの知識を身につけるもので、毎年一回行われています。キヤノンは社内での資格サポートが充実しています。就業時間が終わった後、専門家の方から一から教わる勉強会が開かれているほか、模擬テストなども行い、試験合格まで支えてくれるので心強かったです。試験は筆記だけでなく通常の組立作業の難易度が高くなったような技能試験もあるのですが、そうしたこともレクチャーしていただけます。とにかく難関で、長崎キヤノン内で1名しかまだ取得していないほど難しい試験です。昇格試験も定期的にあり、自分よりも上のポジションで活躍している同期もいます。そんな仲間を見ると「負けられない!」とモチベーションも高まります。

入社してから成長したと感じること

1期生で入社して8年目。自分たちが中心になってやっていかないといけないと強く感じるようになってきました。少し前に、本社で製品試作の業務に携わる機会がありました。工場で作る前段階の試作なので、実際に組み立ててみて組みづらいところはないか、市場に流してカメラとしての性能は大丈夫なのかを試す業務になります。それに参加させてもらえたことで、より製品知識が深まり、組立の業務に活かせていると感じています。

今後の目標を教えてください

現在の私の仕事は、組立におけるコストを削減すること。作る過程で部品を落としたり、ミスをしたりして部品がダメになることを損品というのですが、利益創出のためにどうやって減らすのかが課題です。製品を一つ作るのに必要な時間内で、標準通りに作業が行われているかを管理しています。今後はもっと経験を積み、セルと呼ばれる一つの生産ラインだけでなく、複数のセルを任される管理者となってチームをまとめるのが目標です。

How to spend off days

オフの過ごし方は?

体を動かすのが好きで、以前はフットサル、最近ではゴルフにハマっています。年齢関係なく上司ともプレーできるので、コミュニケーションの一環としても役立てています。もっといいスコアをたたき出せるよう、仕事帰りに打ちっぱなし場で練習しています。また、ついこの間労働組合のイベントでサッカー観戦を楽しみました。長崎のJリーグチームの試合を格安で、しかもピッチ横で見ることができたんですよ。贅沢なひと時でした。