私の生産計画で工場全体が動く。責任重大ですがやりがいがあります
製品の生産計画を立案。工場内の要員や工具などのキャパシティを考慮しながら関連会社とも協議し、部品手配や要員配置などを行う。
なぜキヤノンだったのですか?
地元の佐賀が大好きで離れたくないと思い、通える範囲で就職先を探していました。そこで聞いたのが、長崎キヤノンが創業するという情報。なかなか会社の立ち上げから携わる機会もないですし、海外に生産拠点を置く企業も多いなか、国内で頑張っていることにも惹かれました。また、以前勤めていた会社よりも年間休日数が多いなど、従業員の立場に立った制度や福利厚生が充実していることも転職を決意した大きな理由です。
仕事のどんなところがおもしろいですか?
製品の立上げから打切まで、本社が打ち出した生産台数、日程を達成するために他拠点と調整を行い、生産計画を立案します。要員配置や設備投資など工場全体の動きに関わるので、責任は大きいですが、その分苦労して立上げた製品には愛着が湧き、家電店に並んでいるのを見ると達成感を感じます。
どんなところが働きやすいですか?
これから結婚や出産をして…と考えると、同じ課内にもモデルケースとなる同僚がいるので、不安は少ないです。育児をしている方は、子どもが病気になって急に休むなど家庭を優先せざるを得ないことも出てきますが、どうしてもその日にやらなければいけない業務も実際にあります。ですが、どの部署でも気兼ねなく休めるように、2人体制で業務を行うなど配慮されているので、休む方はもちろん、社内で対応する側にとってもストレスがないのがいいですね。また、まだ創業間もない会社なので社員の平均年齢が28歳と若く、何か困ったときにみんなで意見を持ち寄り、自然と協力するような雰囲気になっています。若いメンバーがどんどん提案をしながら問題解決に取り組んでいます。一人ひとりの意見が尊重できる環境だと思います。
入社してから成長したと感じること
2010年に創業して以来、災害等の影響で、部品が入ってこない状況に置かれることもありました。その度に、本社と連携を取りながら、最善の生産計画となるよう、工場全体で協力しながら乗り切りました。そのなかで、関係部門と協力し、他の部門の仕事のやりやすさも意識しながら業務に取り組むようになりました。そうした経験は応用が利くので、次に何か起こった場合も「今度はこうしよう」という力が身についたと思います。
今後の目標を教えてください
現在は事務業務に携わっていますが、入社してすぐに経験した現場実習や生産革新リーダー研修を通じ、生産現場の改善の大切さを実感しました。現場では1秒、1円単位で改善を行うことで生産性の向上を目指しています。私たち事務職は1秒単位の仕事ではありませんが、常に生産性を意識し、会社に貢献できるようになりたいです。また、できれば他の管理部門も経験し、もっと全体を見て動けるよう経験を積みたいです。
オフの過ごし方は?
ノー残業デーなどもあって早く帰宅できるので、先日は課の仲間と波佐見町の体育館を借りてバレーボールを楽しみました。ほかにも、仕事帰りにごはんを食べに行ったり、休みにバーベキューをしたりとすることもあります。みんな年齢も近いので、とても仲がいいと思います。お休みの日は地元の友だちとスポーツ観戦やカラオケに行くことが多いですね。